花に供へば


梅花 四垂柳尓 折雜 花尓供養者 君尓相可毛

梅の花
しだり柳に
折り交へ
花に供へば
君に逢はむかも

うめのはな
しだりやなぎに
をりまじへ
はなにそなへば
きみにあはむかも


作者不詳
(万葉集 第10巻 1904番歌 寄花)

万葉集 第10巻 1904番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ


( 2024.1.10 イラスト作成 Bing Image Creator )
( 2026.3.2 +3.6 Photo +CG合成加工 )


“花に供へば” への1件の返信

  1. 中東で女神イナンナやイシュタルの樹として
    神話に登場するタマリスク……花咲く枝は、
    まるで満開の桜や梅を彷彿とさせる。
    タマリスクは唐の時代には中国に伝わり、
    楊貴妃が好んだ花なのだ、とか。
    漢詩でどの作品がタマリスクを詠んでいるのか、
    検索してもよく判らず。
    楊花という語がそれに該当するのだろうか?
    タマリスクの中国での名は、檉柳(聖柳)だそうだ。
    日本では江戸時代に御柳(ギョリュウ)として
    伝来したという。それまでタマリスクの花を
    観たことがなかった和歌の世界では、
    唐代以降の漢詩の影響を受け、
    柳と花(梅、紅梅)の組み合わせとして
    春の題材に採り入れられたのではなかろうか……
    (と夢想する)

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