アクエリアス


こちら、ドワーフ・プラネット (the-wings-at-dark-dawn.com)
「アクエリアス」(2011.2.15)

この詩を書いたのは、
2011年リビア内戦が報じられたとき
(2月17日革命の直前)だった。

このイメージが、
ウクライナの現状をみて、
再び胸に去来する。
遠い異国の動乱や戦争に触れて、
自分の心の中に眠っていたイメージが
呼び出されるのかも。

この詩に添えるなら、
シャガール風のイラストでなきゃ……
などと思う(が描ける気がしない)

水瓶を抱いて白い翼をひろげる
不思議で母性的な女性の姿が
ぼんやりと目に浮かぶ。
(が描けそうもない)
(できることなら形にしてみたい)


( 2022.9.25 Twitter より )


言葉を失い、詩が蘇る


言葉を失い、
夢が凍てつく時間を
また過ごした……
2011年3月11日以来。

表現することを忘れて、
ウクライナ・ロシアの情況に
見入っていた。
我に返れば、春も盛り。

こちら、ドワーフ・プラネット (the-wings-at-dark-dawn.com)
「アクエリアス」(2011.2.15)より

東日本大震災前に
書きとめた詩だけど、
ウクライナの人々の姿と、
不思議にイメージが重なる。
いつでもどこでも戦争は非道だ。
情報を発信して抗い、訴え続ける
人々の姿にひとすじ希望をみる。

こちら、ドワーフ・プラネット (the-wings-at-dark-dawn.com)
「ロキ」(2010.10.8)より

戦火が拡がりませんよう。
ラグナロクが起きないことを
ただ祈る。


( 2022.4.28 Twitter より )


お正月

今年の干支は寅。

チェシャ猫さん、
道を教えてくれますか?

お正月は1年に1回だけど、
三月うさぎのお茶会は毎日。

幼なごころの不思議に満ちた
1年でありますように。


( 2022.1.2 Twitter より )


チャレンジャー

( illust 2021.9.15 )


星の海へ
明日には出航する
未来派の
魔法使いさ(まだ見習い)

黄ばんだ呪文はすてた
地球から見上げるだけの
星の暦は
もう読みあきた

いまどきのフネは
電脳だぜ
雷神の杖は
オリオン座がもってるぜ

シリウスが季節をきざみ
北極星が方角きめる
そんな役立たずのお手本
地上に置いて

飛びこんでみなけりゃ
そらは泳げないさ
もうひとつの太陽を
さがしに行くぜ

( 2017.10.7 )
ブログ「こちら、ドワーフ・プラネット」より


ドリーマー – こちら、ドワーフ・プラネット (downadown.com)